【実践紹介➁】3年生 店ではたらく人と仕事 ~調べる視点づくり~

 

第2時の目標

生活経験や教科書の挿絵からスーパーマーケットの仕事の工夫を予想することを通して、自分の調べたいことを整理し見学への見通しをもつことができる。

 

主な学習活動

    生活経験や教科書の挿絵からスーパーマーケットの仕事の工夫を予想する。

➁  予想したことを視点ごとに整理し、明らかにしたいことを選択する。

 

学びの様子

    生活経験や教科書の挿絵からスーパーマーケット(以下、スーパー)の仕事の工夫を予想する。

 見学に向けてスーパーの仕事の工夫を予想する活動から入りました。

 

T:それぞれのお店で買ったことはあるかな?

C:お店の中のマップがあるから迷わないよ。

C:試食コーナーがあると試せるから買いたくなる。例えば、からあげとか・・・
C
:車いすやベビーカーがあって、例えば、赤ちゃんがいる人でも利用できる。

C:野菜が種類ごとにならんでいたよ。

C:売り物の並べ方が重ならないように・・・。並べ方も関係しそう。

C:看板があるからどこに何があるか分かる。

T:その看板ってどこにあるの?

C:上の方にある。

C:私の予想だけど、たくさん買ってほしいからお肉やお魚までにたくさんの物が置かれて  

  いるんだと思う。

(以下省略)

 

子どもたちは自身や家族の経験から、消費者としてスーパーの仕事の工夫を捉えたり、挿絵から新たな予想をしたりと現実の社会的事象と資料を往還しながら様々な気づきを出し合っていました。

 

    予想したことを視点ごとに整理し、明らかにしたいことを選択する。

 ①の活動で子どもたちから出された様々な予想を意図的に分けて板書していきました。子どもたちに分けられたグループごとに名前をつけさせていきました。



 





 子どもたちと「値段・配置・新鮮さ・便利さ」の視点を共有した後に、次回の見学に向けて自分が特に調べてみたい視点を選び、調べたいことを整理するようにしました。

 次回は見学を通しての気付きをもとに、本単元での主題を設定していきます。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

社会科 安倍 堅介

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