第7時の目標
スーパーの仕事の工夫についてのまとめを書く活動を通して、コンビニエンスストアの仕事の工夫について関心をもつ。
①
スーパーの仕事の工夫についてのチラシのまとめを書く。【個人・グループと選択して】
➁ 子どもたちの作成したスーパーのチラシからコンビニエンスストアの仕事の工夫に話題をつなげる。【全体で】
学びの様子
①
スーパーの仕事の工夫についてのチラシのまとめを書く。
まずは、これまで書き進めてきたスーパーの仕事の工夫のチラシのまとめを書く活動を行いました。子どもたちは、値段・店内の配置や商品の並べ方・新鮮さ・便利さの視点で記事を書いてきたので、そのまとめとなる部分を考えるようにしました。自らが注目した具体的な仕事の工夫についてのまとめを書くことで、抽象的(汎用的)な言葉で仕事の工夫を捉えてほしいという意図で行いました。
その際、抽象的なまとめへと向かえる足場かけとして、前時に見出した評価基準を大切に書くことを共有して行いました。
➁ 子どもたちの作成したスーパーのチラシからコンビニの仕事の工夫に話題をつなげる。
まとめを書いている子どもたちの様子や実際の記事を見取り、数名の記事を取り上げました。
前時に見出した新しい評価基準「仕事の工夫が消費者の願いと紐づいている」まとめを価値づけ、良い販売員さんのチラシについて改めて共有しました。
また、スーパーの仕事の工夫についてコンビニと比較しながら学習を進めてきた児童のまとめも取り上げました。
T:Aさんのまとめを読んで思ったことはあるかな。
C:コンビニは色々な所にあるから、通路がせまいと思う。
C:でも、コンビニもいことあるよ。24時間・・・
C:それってマックスバリュもだったよね。
C:スーパーはちょびちょびしかないけど、コンビニはいろんなところにあるよ。
C:コンビニもスーパーみたいになにか工夫してそう・・・
C:また、実際に見てみたいな。
C:今後はスーパーやって、その後、ショッピングモールやって・・・
子どもたちがチラシを作成している際の見取りから本単元で身につけてほしい考え方を取り上げたり、学習の広がりについて話し合わせたりして進んでいきました。
最後の方の子どもたちのやり取りでは、スーパーでの学びをコンビニ、ショッピングモールと広げようとする姿も見られ始めました。これもチラシを作成する構想活動を通して、スーパーの仕事の工夫についてじっくりと見つめることができたことが影響していると考えています。
今後はコンビニでの現地調査を通して、販売の仕事について捉えられるように子どもたちの姿を見取って進めていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
社会科 安倍 堅介
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