皆さんこんにちは!
今日で二時間目となりました。今回は実際に熊本日日新聞の記者の方(伴 哲司さん)に来ていただき,新聞づくりのポイントなどについてお話を聞く時間です。授業の前半では伴さんから新聞づくりの過程や工夫についてたくさんお話をいただくことができました。子ども達も疑問に思ったことを時間の限りたくさん質問していました。
授業の後半では,お試しで記事作りを体験してみました。今回は,六月に行われた学級活動(陶芸体験)をテーマに記事作りに取り組んでみました。時間が限られているため,今回写真は担任が用意したもの(約30枚程度)をロイロノートで配付し,そのほか記事に利用するための情報として子ども達にとったアンケートの結果を共有しました。以下,ある子どもたちの記事作りの様子です。
まさし「まず,書かなくていいことを決めよう。」
りゅう「『またいつか陶芸体験をしてみたと思ったか』は,いれておいてほうがいいよね」
まさし「『次学級活動でなにをしてみたいか』はいらなくない?陶芸体験には関係ないし。」
りゅう「うん。写真はどうする?」
まさし「まずそれぞれ一枚選んでみて,そのあと話し合おう。」
~写真を選びながら~
まさし「うーん…。ちょっと伴さんに聞いてみよう。」
まさし「アンケートの結果の一部を写真として載せるか,実際にやっている様子を載せるかどっちがいいと思いますか?」
伴さん「どっちの方が楽しそうだと思う?」
まさし「あー,そっか。実際にやってる写真の方が楽しそうか。」
伴さん「アンケートの結果は,文章で伝えればいいんじゃない?」
りゅう「なるほど。ありがとうございます。」
まさし「(アンケートの結果を指さしながら)なら,ここを三割,ここを五割…。」
りゅう「順番もあるけんね。どんな順番で書く?」
まさし「例えば(今日の新聞記事を見ながら)藤井壮太の記事でいったら…。伝えたいことから優先して書いてあるから。」
りゅう「じゃあ,楽しかったってことから書かなくちゃいけないね。じゃあ,これ(アンケートの結果を指さしながら)は書かなくてもよくない?」
まさし「うーん,難しいなあ。」
どの写真を選ぶか。どのような見出しにするか。どのような順番で文章を書くか。試行錯誤しながら記事作りに励む子どもたちの姿がありました。どうしてもわからない点があったときは,伴さんにアドバイスをもらいながら活動に取り組んでいました。ある班では,見出しに「五年二組」を入れるべきか,そうではないかで白熱した議論をしている姿もありました。新聞記者である伴さんのお話や思いを実際に聞いたことで,記事作りのポイントを意識しながら活動する姿が多く見られました。今までは意識していないところに着目しながら取り組んだからこそ,記事作りの難しさや奥深さを感じている子どももたくさんいました。授業の最後に「今回,記事作り難しさを感じた人」と尋ねたところほとんどの子どもが手を挙げていました。振り返りには以下のような記述がありました。
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