こんにちは。社会科の山田です。
今回も研究発表会単元の「火事からくらしを守る」続編をお伝えいたします。
前回「関係機関とは何だろう」と問いをもった子どもたち。今回はその続きをお伝えします。この時間の前に, かなりモヤモヤしていたようで、前回の学習後に、家ですでに調べ学習を行っている子どもや、タブレットで資料を送ってくれた子どももいました。以下は、副読本や教科書で調べ学習を行った後の子どもたちの発言です。(今回も一部の紹介です。名前は仮名です)
まお :(指令管制室は)火事を大きくしたり、けが人が多く出ないようにしたりするためにいろいろな必要なところにお願いをしているんじゃないかなって。
T :司令管制室ってそれぞれどんなお願いをしているのかな?
~この投げかけの後、さまざまな関係機関との連携を明らかにしていきました。~
T :じゃあ、残りました、消防団は何をするところですか?
あゆみ:現場に応じて火事がどのくらいあるか分からないから、もし、足りなかったときのため。
まりこ:消防団の人は普通は別の仕事をしていて、火事で人が足りなくなったときに行く。
ゆか :大きな火事があったときに、消防団の人は近所に住んでいるから、消防士の人よりもはやく来れるから、必要なんじゃないかな?
T :消防士は消防団とどんな関係なの?
はなこ:消防士さん達が足りないときに,消防団が駆けつける関係。
すみこ:はなこさんにつなげられるんですけど、消防士の消防団の人もどちらも火を消す役目。
関係機関の働きをつかんだところで、防火だよりの原稿をまとめていくことにしました。それぞれ消防士のことを記事に書いていく子どもたち。34枚の原稿(仮)がだいたい完成したところで授業を終えました。終わった後に複数の子どもが私の所に駆け寄りました。
A :先生!もう消防の授業(単元)終わっちゃうんですか?まだ、足りないって言うか・・深まってないって言うか・・・。
T :いつもと違うってこと?物足りないの?
A :うん・・。分からないんですけど。
どうやらAさんの他にも何となくですが、スッキリしない思いになっている子どもがいるようでした。消化不良と言ったところでしょうか。Aさんの違和感の通り、その次の日には「なん、なん。何でですか?」「え?え?違う違う違う。おかしいおかしいおかしい。」と教室中がパニックになるのですが、その件に関してはまた次の話。
ぜひ研究発表会の参加をお待ちしています。
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