実際の様子についてですが、
詳細は研究紀要及びDVD紀要に掲載していますので、興味をもたれた方はそちらをご覧ください。ここでは、その一部だけご紹介します。
実は、この子どもたちの話し合いの様子を、熊本市役所の観光政策課の方にお見せしました。
その方から「私たちが実際に、地震直後に観光動画について話し合ったことと全く同じです。」と
感想をいただきました。
私は、その言葉を聞いて、この実践がうまくいったと実感しました。
2月の研究発表会に講師としてお招きしている石井英真先生が以前お話されたときに、「教材をどれだけ本物の世界に近づけていくかということが、子どもの学びを本物にするカギになる」という類のことを聞きました。
もちろん、実際に観光に携わる方々はもっと広く・深く・多岐に渡る事項について考えていることに違いありません。しかし、「観光PRをする上で、熊本地震をどのように扱うか」という点については、子どもたちは実際にその仕事に携わる人々と近い考察をしていたのだと思います。
そしてこの学びはきっと「発信と受信」「効果的な発信」「受信の際の留意点」といった汎用的な力になっていくと思います。
このような学びの姿を目指して、研究発表会の授業も取り組んでいます。
もちろんどの教科等の学習も魅力的です。
興味をもたれた方はぜひ研究発表会にご参加ください。お待ちしています。
社会科 平川純哉
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