3年生 研究発表会単元紹介

 こんにちは。熊大附属小学校の社会科山田です。

今回は,2月20日の研究発表会の3年生社会科の単元について紹介します。

3年生社会科では,「火事からくらしを守る」という単元で授業を行います。

この単元は,今回の指導要領の改訂により,変更があった単元です。

主な変更は以下の通りです。

①3年生で取り扱う内容として明記された。(今までは4年生での実践が多かった)

②火災、風水害、地震などの中から選択して取り上げるようになっていたが、火災を取り上げることに改められた。

③火災か事故に重点をかけることになった。

④選択・判断する学習が求められた。

 ここでは,①②になったことによって授業作りにおける留意点について書いていきます。

 3年生の子どもたちは,自分たちの市を学習対象として学習を行います。そのため,3年生の学習内容となったことで市の火災対応として自分たちの住む市で実際に行われている取組を取り上げ,学習を展開していくことが考えます。

そして,火災は子どもたちにとって近年子どもたちが実際に体験した地震(熊本地震)に比べ,なじみの薄いものであると考えられます。そこで,火事のイメージをもたせ,自分事として捉えさせるための導入の手立てや自分たちに近い存在である市の消防団を教材として取り上げる等の工夫が求められます。そこで本実践では活動と教材でアプローチをしていこうと考えています。

これらに関しては,今後単元が始まってから少しずつ紹介していきたいと思います。

研発の申し込み、お待ちしております。

(令和2年度研究発表会のご案内)


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