3年「火事からくらしを守る」単元開き

 

               kaji_house.png (750×730) (bp.blogspot.com)より

こんにちは。附属小社会科の山田です。

今回は、研発単元に入ったので、その時の様子について書きます。

 実は、単元の学習に入る前から子どもたちの中には「次は火事の学習するのではないか」と教科書から予想を立てた子どもや、私のブログまでチェックしている子どもがいました。研発に向けて意欲満々という様子が見られています。

 そして、いよいよ今週から単元の学習に入っていきました。単元始めの授業では、火事の映像と自分の生活とを照らし合わせながら、火事の被害と対策について考えさせていきました。事前のアンケートで、本学級の子どもたちにとって火事は「ニュースで見るもの」「学校から煙が見えた」というようなイメージであり,あまりなじみのないものであると分かりました。そこで、この時間の中で映像を基に「もし、自分が火事にあったら・・。」と考えさせる場面を設定しました。子どもたちはこの中で火事が熊本市に起きる怖さを感じ取っていました。

 2時間目では自分たちができる火事を起こさないことについて話し合っていきました。最初、多くの子どもたちは「ふざけない」など油断をしないことを中心に考えていましたが、段々と油がはねることや花火の不始末なども原因だと気付き、火事を起こさないことの大事さに目を向けていきました。

 次にそのような子どもたちに配線トラブルで火事になった事例についての資料を提示しました。子どもたちはこの資料を基に火事を起こさないようにしても火事が起こることに気付きます。この事実から改めて「火事の被害を減らすためには?」というテーマに立ち返り,自分とまわりの人の動きが大切なことに気付き、「呼びかけをしなければ」という思いをもっていきました。

 次週はこの思いをもち、「防火だより」作りに取り組んでいく子どもたちの姿を紹介できたらと思います。ぜひ研究発表会の参加をお待ちしています。


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