研究発表会授業紹介① 6年社会「未来をわたしたちの手で~附属小6年2組SDGs宣言をつくろう~」

 







今週から研究発表会で授業を公開する単元の学習に入りました。

6年社会「未来をわたしたちの手で~附属小6年2組SDGs宣言をつくろう~」

「地球規模の課題の解決と国際協力」の単元になります。

まず子どもたちに「地球規模の課題」そして,その「解決」それと「国際協力」って何なのことか尋ねました。子どもたちからは,これまでの社会科学習を基にしながら「環境問題」「戦争」「エネルギー問題」等の課題が挙げられ,それに対する解決策,取組として「クリーンエネルギー開発」「節電」「節水」「エコバッグ」等が出され,日本がしていること(国際協力)として「自衛隊派遣」「技術提供」「医療支援」等があると予想していました。そして,「SDGs」を提示し,知っていることや気付きを出させていきました。政治学習や平和学習等で扱っていたので初めて知る子どもはいませんが,内容についてはあまり知らないようで,少し調べてみることに。「誰一人取り残さない」「自分たちにできることを」といった言葉に着目する子どもが出てきたので,「みんなにも国際協力ができそうですか?」と問いかけ,自分にできそうな目標番号について考えさせていきました。

これが「導入時の『構想』」です。これをよりよいものにしていくために,問いを立て,追究していきます。このような自分事の追究を通して,国際連合の働きや日本の国際協力の様子を捉え,「終末時の『構想』」(SDGs宣言)へ向かう単元構成です。今日も前のめりに調べ活動に取り組む姿が見られました。その様子もまたお伝えいたします。

興味・関心のある方は,ぜひ研究発表会にご参会ください。お待ちしております。

定松良彰


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