社会科の安倍堅介です。今回は第3時、実社会の方との出会いの場面を紹介いたします。
第2時では「ラジオ放送が災害時に役立つのは電源の面からだけだろうか」ということについて、ラジオの災害放送は情報の迅速性や正確性が高いことに目が向き始めた子どもたち。きっと放送局の方が工夫をして情報を発信しているというように、放送産業に携わる人とその工夫に着目し始めたところで、熊本シティエフエムの方との出会いの時間を設定しました。それでは、第3時の様子をどうぞ!
第3時の目標
熊本シティエフエムの方への聞き取り調査を通して、迅速性や正確性を高めるための工夫や努力を捉える。
主な学習活動
① 熊本シティエフエムの方に情報の迅速性や正確性を高めるための工夫や努力を聞き取る。
② 聞き取ったことを基にラジオ放送ならではのよさや情報を活用する際に大切なことを考える。
学びの様子
① 熊本シティエフエムの方に情報の迅速性や正確性を高めるための工夫や努力を聞き取る。
子どもたちは前時に「なぜラジオの災害放送は迅速性や正確性が高いのか?」という問いをもっていました。また、「迅速性と正確性の両立が難しいのでは…」という矛盾にも着目しているからこそ、放送局の方が何かしら工夫をしているのではないかという考えをもっていました。
下記のように、実際にラジオ放送に携わる方から
①ラジオの災害放送の役割
②情報の送り手・受け手として大切にしてほしいこと
③子どもたちが気になっていた正確性と迅速性の矛盾
について話していただきました。
② 聞き取ったことを基にラジオ放送ならではのよさや情報を活用する際に大切なことを考える。
T:お話を聞いて、ラジオ放送ならではのよさや情報を活用する際に大切なことは見えましたか?
H: どこどこに水がありますよとかは緊急速報メールでは放送されないからラジオ放送ならではのよさかなって思いました。
C:ラジオにしか放送できない情報。
T:どんな情報なの?
C:水や食料など生活のための情報ってこと。
C:リスナーさんが日ごろから大事って知って、インターネットの情報を集約していることもいいなって思って。あと、熊本シティエフエムの方の自分で確認する行動力がすごいなって思って、そのおかげで正確性が保たれているのかなって思いました。
C:自分の足を使って確認するから正確だね。
C:ラジオ局って避難所の隣にあるって思ってたんですけど、ボランティアセンターなどとのつながりがあるから迅速性も正確性も高いと分かりました。
T:なるほどね。では、こっち(情報を活用する際に大切なこと)はどう?
C:さっきのHさんの話とつながるんですけど、送り手として生活に生かせるような情報を送ることだと思いました。
C:受け手のことを考えて情報を送るってこと。
C:あと、災害の時には聴いている人がパニックにならないように冷静に伝えることも大事って分かった。
C:私は言葉の伝え方だと思って、言葉の使い方次第で印象が変わるってことに納得したな。
C:自分の考えだけを伝えるのではなく、事実を伝えることが大切だと思っています。
T:クラスの中でも誤ったことが伝わってしまったことなかったかな?
Cc:あるー。テストがあるとか言ってた人がいたけれど、事実ではなかった…
T:今後も単元を通して、この情報を活用する際に大切なことが増えていくといいね。
子どもたちは熊本シティエフエムの方から聞き取ったことを基に、ラジオ放送ならではのよさとして、迅速性や正確性を支える工夫や放送される情報そのものに目が向いてきました。また、そこから情報を活用する際に特に送り手として大切なことも見え始めています。
最後に熊本シティエフエムの方から今回学んだことを使って、災害放送を作成してみてください。楽しみにしていますとの話をいただき、授業を閉じました。子どもたちとラジオ放送ならではのよさを深めた上で、単元の後半で作成→提案→最後は実際にラジオ放送に生出演という形になることを伝えました。
以下は、本時の板書と振り返りです。
放送局の方の工夫の背景にある思いに目が向いている子ども、受け手のニーズに着目している子どもたちの振り返りです。
第4時はいよいよ研究発表会の本時です。ラジオ放送ならではのよさである共感放送、そして聴取者のニーズを踏まえた放送(時期の応じた放送内容)に気付いていけるように、子どもたちと学びをたのしみます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
社会科 安倍 堅介







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