本校では先週まで大学4年生の教育実習(中学主専・特支主専の学生さんたちの副専攻免許のための実習)を行っていました。
私は,特支専攻1人と中学主専3人の計4人を担当しました。
その中の1人が,実習最終日の実習記録(いわゆる「日録」)に次のように書いていました。
「2週間の附小実習が終了した。正直言ってかなりきつかった。具体的に言うと,子どもの視点に立って考えることがこんなに難しいものだったのか,ということだ。それは授業をするときでも,休み時間に子どもと接する時でも同じことが言えるのだが,かなり自分ともう一つの人格を作って子どもたちと接しないといけなかったので大変だった。だが,子どもたちの元気な姿に自分も元気をもらったのも事実だった。いろいろな面でたくさんのことを学べた2週間だった。」
「子どもの側に立って授業する」
このことは,実習期間中,ほぼ毎日のように話していたことです。
私自身も,このことはいつも「難しいなあ」と思いながら授業を行っています。
次回は,教育実習生の授業を観察することで特に感じた「子どもの側に立って授業する」ということについて,お話したいと思います。
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