社会科の中川です。
今回から、単元の学びの様子をお伝えしたいと思います。
まず、第1時です。
第1時は、米づくりの変化を示すグラフから、生産量と消費量、作付面積、農業で働く人の変化から、米づくりの危機について気付かせることがねらいです。
最初にほかほかご飯の写真を提示し、自分と米の関わりについて自由に出し合いました。
T:みんなにとってお米って?
C:おいしい
C:絶対毎日食べる
C:甘い
C:日本の主食、日本といえば
C:いろいろな種類がある
C:最近、高い
このように、自分の知っていることや生活との関わりを出し合ったあと、5年1組全員が毎日ご飯を食べているというアンケート結果を提示し、毎日の生活に絶対に欠かせない存在であることを確認しました。
そして、米づくりの変化を示した3つのグラフを見せました。
T:まず、1つ目(米の生産量と消費量の変化)です。
C:うわーそんな・・・
C:どんどん下がっている
T:次は2つ目(作付面積の変化)です。
C:うわーこれも下がっている
C:田んぼ無くなっているってこと?
C:家になった?
T:最後は
C:米を作っている人の年齢
C:これもめっちゃ下がっている
C:えー29歳以下いない
C:おじいちゃん、おばあちゃんがほとんどってこと?
そして、この3つのグラフから気付いたことを班で出し合った後、全体で話し合いました。
C:最初は30~59歳以下が多かったけど、2020年は29歳以下が見えなくなっている。
C:もういないんじゃない
C:それはないと思うけど
C:2020年は60歳以上が一番多いじゃん?これは、60歳以上の方が農業をやめたら、一気に人がいなくなってしまうんじゃない。
T:何年後くらい?
C:300年後くらいにはいなくなりそう。
C:うんうん。
C:ぼくは全て消費量が関わっていると思っていて、消費量、つまり食べなくなったから面積も減って、つくるひともいなくなったんじゃないかな。
C:ぼくは生産量が関わっていて、面積も減っているからそりゃ生産量は下がるよね、人も減っているから生産量減るよね、だから生産量に全部の問題がつながっているんじゃないかなと思いました。
C:生産量を見てみると300年後にはゼロになりそう。ご飯以外を食べているってことかな。
C:パンとか麺じゃない?
C:消費量が落ちるってことは、農家の人にお金が入らないし、若い人もお金がもらえなかったら米づくりをしようと思わない。
C:それもあると思うけど、ぼくが公園に行った時、朝早く行って夕方に帰ったけど、ずーっと田んぼで作業してたんだよね。これはたいへんだと思った。作業が大変ならなかなかきついと思う。若い人も他の仕事に行っちゃうよね。
C:29歳以下の人がどんどん継がないと、お米があまり食べれなくなる。
C:食べれなくなっちゃうね。
T:このグラフから見える未来は何?
C:米が無くなる未来。食べられない未来。
C:だからどうにかしないといけない。
C:機械を使うとか。
T:何かしらの方法がありそう?
このようなやり取りの中で、グラフから読み取れる米づくりの現状や危機感を共有していきました。そして、この後、実際に米づくりを営んでおられる農家の方に「今、米づくりの現状」を話してもらい、気候変動や機械・肥料の高騰といった現状もあることに気付きました。このままでは、暗い米づくりの未来が待ち受けているかもしれないというもやもやした気持ちで、第1時の学習を終わりました。
今日の板書です。
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| 第1時の板書 |
子どもたちの振り返りです。
・今日は米づくりについてグラフを見ながら考えました。グラフと農家さんの話を聞いて、生産量や消費量が減っていることと、肥料や機械が高騰していることなどループしていると分かりました。このままだとお米が食べられなくなるので、どうにかしたいです。
・ぼくはこのままお米がなくなってしまうのは悲しいので、この単元で、今の現状と未来の予想と過去について調べていきたいです。
これらの振り返りを第2時につなげていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
社会科 中川琢麻

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